このメニューリファレンスは、Mozilla Thunderbird のメインウィンドウのメニュー項目について記述しています。

ファイル

新規作成

いくつかのオプションを含むサブメニューを表示します。

メッセージ

新しいメッセージを作成するウィンドウウインドウを開きます。

フォルダ...

選択したアカウントに新しいフォルダを作成するダイアログを開きます。この項目は、メールまたはフィードのアカウントで表示されます。

検索フォルダ...

選択したアカウントに新しい検索フォルダを作成するダイアログを開きます。この項目は、メールまたはフィードのアカウントで表示されます。

メールアカウント...

新しいアカウント作成ウィザードを開始します。このウィザードは、新しいメールアカウントの設定を助けます。

他のサービスのアカウント...

他のサービスのアカウント作成ウィザードを開始します。このウィザードは、新しいニュースやフィードアカウントの設定を助けます。

連絡先...

アドレス帳に新しい連絡先を作成するダイアログを開きます。

メッセージファイルを開く...

ローカルディスクやネットワークに保存したメッセージファイルを開くためのダイアログを開きます。

添付

選択したメッセージに添付されているファイルを参照するサブメニューを表示します。各添付ファイルのサブメニューには、そのファイルを開いたり保存したりする固有のサブメニューがあります。

すべて保存...

メッセージに添付されたすべてのファイルを、コンピュータ内の指定した場所に保存します。

すべて分離...

メッセージに添付されたファイルをメッセージから削除し、コンピュータ内の指定した場所に保存します。

すべて削除...

メッセージに添付されたすべてのファイルを削除します。

閉じる

現在のウィンドウウインドウを閉じます。

名前を付けて別名で保存...

メッセージを保存するサブメニューを表示します。

ファイル

現在読んでいるメッセージのコピーをローカルディスクまたはネットワークの選択した場所に保存する「名前を付けて別名で保存」ダイアログを表示します。'.eml' または '.html', '.txt' 形式で保存することができます。 Windows 版では、'ファイルの種類' から選択します。 Linux 版でこれらの形式で保存したいときは、デフォルトの拡張子 '.eml' を '.html' や '.txt' に変更してください (注意: '.eml' 形式のファイルを Linux で開くには、ファイル > メッセージファイルを開く... メニューを選択するしかありません)。

テンプレート

現在読んでいるメッセージを現在のメールアカウントのテンプレートフォルダに保存します。

新着メッセージを受信

新着メッセージを確認するアカウントを指定するサブメニューを表示します。

すべてのアカウント

すべてのメールアカウントとフィードアカウントの新着メッセージを確認します。

現在のアカウント

選択中のアカウントのメッセージを取得します。

未送信メッセージを送信

送信トレイに残っているメッセージを送信します。

購読...

IMAP フォルダやニュースグループの購読、購読解除を設定するダイアログを開きます。

フォルダを削除

選択中のフォルダを削除します。

フォルダ名を変更...

選択中のフォルダの名前を変更するダイアログを開きます。受信トレイ、下書き、テンプレート、送信済み、迷惑メールとごみ箱フォルダについてはフォルダ名を変更できません。

フォルダを最適化

メッセージを削除しても、実際にフォルダから削除されているわけでありません。削除されたことを示すマークが付けられるだけです。 Thunderbird はそのマーク見て、メッセージを表示しないようにしています。フォルダの最適化を行うと、選択中のアカウントのすべての削除マークが付けられたメッセージを削除します。この処理により、メールフォルダの余分な領域を削除し、ハードディスクの領域を空けることができます。

ごみ箱を空にする

選択中のアカウントのごみ箱を空にします。

オフライン

オフライン作業のサブメニューを表示します。

オフライン作業

Thunderbird をオフラインモードに切り替えます。これにより、ネットワークに接続していなくてもメールを読んだり作成したりできるようになります。

今すぐダウンロードして同期...

"メッセージの同期とダウンロード" ダイアログを開きます。このダイアログでは、オフラインで使うためにダウンロードするメールやニュースグループを選択できます。送信トレイにある未送信メッセージの送信も実行できます。

オフライン設定...

オフライン作業についての設定を行うダイアログを開きます。

スターを付けたメッセージを受信

スター付きのメッセージをオフラインで使用するためにダウンロードします。

選択したメッセージを受信

選択したメッセージをオフラインで使用するためにダウンロードします。

ページ設定...

印刷のプロパティを設定する "ページ設定" ダイアログを開きます。

印刷プリント...

"印刷プリント" ダイアログを表示します。ダイアログで印刷枚数の指定などが可能です。OK ボタンをクリックするとページを印刷します。

編集

元に戻す

テキストフィールドで行った最後の操作を元に戻します。後でこの操作をキャンセルしたいときは、"やり直しやり直す" コマンドを使用してください。

やり直しやり直す

最後に実行した "元に戻す" コマンドをやり直します。

切り取りカット

選択中のテキストをテキストフィールドから切り取り、クリップボードに格納します。"貼り付けペースト" コマンドでテキストを他の場所に貼り付けます。

コピー

選択中のテキストをクリップボードにコピーします。"貼り付けペースト" コマンドでテキストをテキストフィールドにコピーします。

貼り付けペースト

クリップボードに格納されているテキストをテキストフィールドに貼り付けます。

メッセージを削除

現在のメッセージあるいは選択されたメッセージを削除します。このメニュー項目は、メールあるいは RSS アカウントのメッセージリストでメッセージが選択された場合にのみ現れます。

選択

選択対象を指定するサブメニューを表示します。

すべて

スレッドペインでは、現在のフォルダのすべてのメッセージを選択します。メッセージペインでは、本文のテキストをすべて選択します。

スレッド

選択中のスレッドのすべてのメッセージを選択します。

スター付きメッセージ

スターを付けたすべてのメッセージを選択します。

検索

検索対象を指定するサブメニューを表示します。

このメッセージ内を検索...

メッセージペインの最下部に検索バーを表示します。検索したいテキストをテキストボックスに入力すると、入力に従ってメッセージ内で最初に一致するテキストを自動的に検索し、選択します。他の場所のテキストを検索するには、"次を検索" か、"前を検索" をクリックします。メッセージ内の一致するテキストを強調するには、"すべて強調表示" をクリックします。

次を検索

"このメッセージ内を検索..." コマンド実行時に指定したテキストが次に現れる箇所を検索します。

メッセージを検索...

"メッセージを検索" ダイアログを表示します。

アドレスを検索...

"アドレスを検索"ダイアログを表示します。

お気に入り

フォルダやニュースグループをお気に入りとしてマークし、表示 > フォルダ > お気に入りフォルダ を選択したとき、フォルダペインに表示されるようにします。

フォルダのプロパティ...

選択中のフォルダやニュースグループのプロパティを表示します。また、アカウントが選択されていればアカウント設定ダイアログを開きます。

表示

ツールバー

ツールバーの表示を切り替えるサブメニューを表示します。

メールツールバー

メールツールバーの表示/非表示を切り替えます。ツールバーには、標準のコマンドボタン (受信、作成、アドレス帳など) が含まれます。

カスタマイズ...

ツールバーをカスタマイズするダイアログを表示します。ボタンをツールバーに追加または削除するには、ボタンをドラッグ＆ドロップします。ナビゲーションツールバーの上で右クリックし、カスタマイズ... を選択しても表示できます。

ステータスバー

ウィンドウウインドウ最下部のステータスバーの表示と非表示を切り替えます。

レイアウト

各ペインのレイアウトを切り替えるサブメニューを表示します。

クラシック表示

メインのメールとニュースグループウィンドウウインドウのレイアウトをクラシックな 3 ペインのレイアウトに変更します。ウィンドウウインドウは 2 列に分割されます。左の列にはフォルダペイン、右の列にはスレッドペインとメッセージペインが表示されます。

横長表示

メインのメールとニュースグループウィンドウウインドウのレイアウトを 3 ペインのレイアウトに変更します。メッセージペインは、ウィンドウウインドウの全幅に拡がります。ウィンドウウインドウの上半分は 2 列に分割されます。左の列にはフォルダペイン、右の列にはスレッドペインが表示されます。

縦表示

メインのメールとニュースグループウィンドウウインドウのレイアウトを 3 ペインが横に並んだレイアウトに変更します。左の列にはフォルダペイン、中央の列にはスレッドペイン、右の列にはメッセージペインが表示されます。

メッセージペイン

メインのメールとニュースグループウィンドウウインドウのメッセージペインの表示と非表示を切り替えます。

フォルダ

フォルダペインの表示を切り替えるサブメニューを表示します。ここで選択したフォルダオプションで、Thunderbird ウィンドウウインドウの左側の列に表示する内容を指定します。

統合フォルダ

統合フォルダ (以前は「スマートフォルダ」と呼ばれていました) は、複数のアカウントの類似のメールボックスを統合します。例えば、メールアカウントを 2 つ持っていたとすると、統合フォルダの受信トレイ、送信トレイ、下書きフォルダおよび他の類似したフォルダは 2 つのアカウントから結合されます。

すべてのフォルダ

フォルダペインにすべてのフォルダが表示されます。

未読フォルダ

フォルダペインに未読メッセージのあるフォルダのみが表示されます。

お気に入り

フォルダペインにお気に入りフォルダとしてマークされたフォルダのみが表示されます。

最近使用したフォルダ

フォルダペインに最近使用されたフォルダのみが表示されます。

並べ替え順序

メッセージの表示順を並べ替えるためのメッセージの項目を選択するサブメニューを表示します。

スレッド

メッセージの表示順を並べ替えるためのスレッドの特性を選択するサブメニューを表示します。

ヘッダ

ヘッダの表示内容を切り替えるサブメニューを表示します。

すべて

メッセージのヘッダをすべて表示します。

標準

メッセージのヘッダのうち、件名および差出人、送信日時、宛先を表示します。

メッセージの表示形式

メッセージ本文を、HTML 形式で送信されたメッセージをプレーンテキスト、シンプル HTML と呼ばれる "簡易化された" バージョンまたはオリジナルの HTML で表示します。

添付をインラインで表示

チェックを入れると、添付ファイルの内容がメッセージ本文に表示されます。チェックを外すと添付ペインだけに表示します。

ズーム

メッセージ本文のテキストサイズを切り替えるサブメニューを表示します。

拡大

メッセージのテキストを 1 サイズ大きく表示します。

縮小

メッセージのテキストを 1 サイズ小さく表示します。

リセット

テキストの表示サイズをデフォルトに戻します。

文字サイズだけ変更

チェックを入れると、拡大と縮小はメッセージのテキスト部分にだけ適用され、インライン表示された添付ファイルには適用されません。チェックを外すとテキストと添付ファイルの両方が拡大、縮小されます。

文字エンコーディング

文字エンコーディングを選択するサブメニューを表示します。

メッセージのソース

メッセージを受信したままの完全な状態で表示します。ヘッダや本文、添付ファイルがプレーンテキストで表示されます。

メッセージのセキュリティ情報

現在のメッセージがデジタル署名されているか、メッセージが暗号化して送信されたかについて情報ダイアログを表示します。

移動

次へ

次へ進んで表示するメッセージの種類を選択するサブメニューを表示します。

メッセージ

現在のフォルダやニュースグループの次のメッセージを選択します。

未読メッセージ

現在のフォルダやニュースグループの次の未読メッセージを選択します。

スター付きメッセージ

現在のフォルダやニュースグループの次のスター付きメッセージを選択します。

未読スレッド

現在のフォルダやニュースグループの次の未読スレッドを選択します。

前へ

前へ戻って表示するメッセージの種類を選択するサブメニューを表示します。

メッセージ

現在のフォルダやニュースグループの前のメッセージを選択します。

未読メッセージ

現在のフォルダやニュースグループの前の未読メッセージを選択します。

スター付きメッセージ

現在のフォルダやニュースグループの前のスター付きメッセージを選択します。

進む

次に見たメッセージを選択します。

戻る

直前に見たメッセージを選択します。

Thunderbird スタートページ

Thunderbird のスタートページを表示します。

メッセージ

新しいメッセージ

新しいメールやニュースグループメッセージを作成するウィンドウウインドウを開きます。

アーカイブ

メールやニュースグループのメッセージをアーカイブフォルダへ移動します。

返信

選択中のメッセージに返信します。選択されたメッセージごとに返信を作成するウィンドウウインドウが開きます。(このメニューオプションは、1 つ以上のメッセージが選択されている場合にのみ表示されます。)

送信者にだけ返信

ニュースグループでなく、送信者に直接返信するときに使用します。デフォルトでは、ニュースグループメッセージを見ているときに "返信" をクリックすると、ニュースグループに対する返信になります。(このメニューオプションはニュースグループメッセージが選択されている場合にのみ表示されます。)

ニュースグループに返信

ニュースグループメッセージの返信を作成します。この返信はニュースグループに送信されます。(このメニューオプションはニュースグループメッセージが選択されている場合にのみ表示されます。)

全員に返信

選択中のメッセージやニュースグループメッセージの送信者と Cc の受信者全員に返信します。

メーリングリストに返信

あなたが参加しているメーリングリストに送信されたメッセージである場合、このメニューは、メーリングリストのアドレスに返信するメッセージを作成します。

転送

選択中のメールやニュースグループメッセージを転送します。

形式を指定して転送

転送形式を指定するサブメニューを表示します。

インライン

転送されるメッセージのテキストを新しいメッセージの本文にコピーします。

添付

転送されるメッセージを新しいメッセージの添付ファイルとして追加します。

新しいメッセージとして編集

在のメッセージをメッセージ作成ウィンドウウインドウで開いて編集します。元のメッセージの受信者が宛先フィールドに残っているので注意してください (あなたのアドレスが含まれるかもしれません)。

メッセージを開く

選択中のメッセージを新しいタブまたはウィンドウウインドウで開きます。

別のフォルダに移動

選択中のメッセージを別のフォルダに移動します。

別のフォルダにコピー

選択中のメールやニュースグループメッセージを別のフォルダにコピーします。

前回と同じフォルダに移動

選択中のメッセージを、最後に移動した場所と同じ場所に移動します。

タグ

メールやニュースグループメッセージにタグを付けます。タグは ツール > オプション編集 > 設定Thunderbird > 環境設定 の 表示 パネルで設定できます。

マーク

メッセージの状態を指定するサブメニューを表示します。

既読にする

選択中のメールやニュースグループメッセージを既読にします。チェックを外すと未読になります。

スレッドを既読にする

メッセージがニュースグループやメールの会話スレッドの一部である場合、そのスレッドのすべてのメッセージを既読にします。

送信日時で既読にする...

指定した期間のすべてのメールやニュースグループメッセージを既読にします。

すべてを既読にする

現在のフォルダまたはニュースグループのすべてのメッセージを既読にします。

スターを付ける

選択中のメッセージにスターを付けます。

迷惑メールとしてマーク

選択中のメッセージを迷惑メールとしてマークします。

迷惑メールマークを解除

選択中のメッセージの迷惑メールマークを解除します。

迷惑メールフィルタを実行

ツール > オプション編集 > 設定Thunderbird > 環境設定 と ツール > アカウント設定 での設定に基づいて迷惑メールマークが付いたメッセージを処理します。

メッセージからフィルタを作成...

新しいフィルタルールを作成するウィンドウを開きます。送信者のアドレスがデフォルトの条件として設定されます。

スレッドを無視

現在のスレッドのすべてのメッセージを既読にします (このオプションはニュースグループのメッセージが選択されている場合にのみ表示されます)。次の機会にニュースグループを見ようとすると、無視されたスレッドはメッセージペインに現れず、スレッドに連なる新しいメッセージも自動的に既読としてマークされます。無視されたスレッドを再度見えるようにするには、表示 > スレッド メニューの 無視スレッド にチェックを入れます。

サブスレッドを無視

サブスレッドに返信されたニュースグループメッセージを無視します。例えば、議論が 3 つの入れ子になったメッセージを持っているとします。3 番目のメッセージに対する返信だけを無視して他の 2 つのメッセージに対する返信は見たい場合、3 番目のメッセージを表示してこのメニューオプションを選択します。

注目スレッドに設定

スレッドに "注目" マークを付け、メッセージリストのスレッドの最初の投稿に "目" のアイコンを付けます。表示 > スレッド メニューから、未読を含む注目スレッドだけを表示することができます。

ツール

保存したファイル

"保存したファイル" ウィンドウウインドウを開きます。これは、メッセージに添付された (または関連付けられた) ファイルを参照するために使用します。ここには、以前に開いたファイルだけが表示されます。

アドオン

アドオンマネージャを開きます。アドオンのインストール、リスト表示、更新、削除に使用されます。

イベントログの管理

イベントログの管理は、メールサーバへの接続、メッセージの同期、メッセージの削除、移動などの Thunderbird の最近のアクションのリストを表示します。イベントログの管理はトラブルシューティングのために使用されます。

メッセージフィルタ...

メッセージフィルタは、フィルタの表示や作成、編集、削除に使用されます。

フォルダにフィルタを適用

選択中のフォルダに対してメッセージフィルタを適用します。

メッセージにフィルタを適用

選択中のメッセージに対してメッセージフィルタを適用します。

迷惑メールフィルタを実行

通常、迷惑メールフィルタはメッセージの受信時に実行されます。これは、現在選択されているフォルダに対してフィルタを手動で再実行します。

迷惑メールとマークされたメールを削除

選択中のフォルダ内の迷惑メールとしてマークされたメッセージを削除します。

設定とデータのインポート...

Microsoft Outlook, Qualcomm Eudora などのメールクライアントからメッセージ、アドレス帳、設定やフィルタを Thunderbird にインポートします。

エラーコンソール

エラーコンソールには、Thunderbird 本体とアドオンのエラー、警告と状態メッセージが表示されます。フィードページの CSS のエラーも表示されます。

参照

• Thunderbird FLOSS マニュアルの RSS の章
• Thunderbird FLOSS マニュアルの Useful Tips and Tricks の章